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ミリアム・カーン、平川典俊、広川泰士 ほか
Miriam Cahn, Noritoshi Hirakawa, Taishi Hirokawa and more
福島県のいわき市と広野町を撮影した平川典俊の新作や、ミリアム・カーンがチェルノブイリ原発事故後の1986年に描いた水彩画、広川泰士が日本各地の原子力発電所を見つめて撮影した作品などを中心に、コレクション作品を交えて展示いたします。
profile
ミリアム・カーン Miriam Cahn
1949年スイス・バーゼル出身、同地在住。70年代のフェミニズムムーブメントの中で、活動初期は野外活動やパフォーマンス、それに基づくドローイング作品を発表。その後水彩画のシリーズ「原子爆弾」や写真、油彩など表現の幅を広げ、戦争、核問題、難民など社会性の強いテーマと向きあっている。
平川典俊 Noritoshi Hirakawa
1960年福岡県出身、現在NYを拠点に活動。世界各地で行うフィールドワークに基づいた制作活動を通じて、写真や映像、インスタレーションやパフォーマンスなど様々な媒体を用いながら、一貫して社会システムや自由存在とは何かを問い続けている。
広川泰士 Yasushi Hirokawa
1950年神奈川県出身。ファッションフォトや広告、映画など幅広く活躍する一方で、地方で暮らす人々にデザイナーズブランドを着用してもらったポートレイト作品や、日本各地の原子力発電所を撮影した「STILL CRAZY」など、日本の風景を丁寧に見つめる作品を発表している。