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グレゴール・シュナイダー

1969年ドイツ・ライト生まれ。現在、同地を拠点に活動。閉ざされた空間への尽きない興味を契機として、大掛かりな室内の改変を制作に用いながら時空の接続や断絶を想起させる数々の建築インスタレーションを発表している。12歳で制作を開始し「時間と空間は過去から未来にかけて蓄積されていく」という考えを基に、過去の記憶が残る場所を外部の時間や空間から遮断するため、ライトにある自宅の室内に断熱材と鉛を用いた壁で新しい空間をつくり続けていることでも知られる。2001 年に「死の家 ur」で当時史上最年少としてベネチア・ビエンナーレの金獅子賞を受賞。ドイツを代表する現代美術作家として、毎年各国の美術展で作品を展示している。

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