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フィオナ・タン Fiona Tan

1966年インドネシア・ブカンバル生まれ。中国系インドネシア人の父親とスコットランド系オーストラリア人の母親のもと、幼少期をオーストラリアで過ごし、88年にオランダへ移り住む。2009年のヴェネツィア・ビエンナーレでオランダ館代表をつとめた他、これまで横浜トリエンナーレ(2001)、ベルリン・ビエンナーレ(2001)、ドクメンタ11(2002)、イスタンブール・ビエンナーレ(2003)、ICPトリエンナーレ(2003)、シドニー・ビエンナーレ(2006)、ヴェネツィア建築ビエンナーレ(2010)など、数多くの国際展に参加。近年は日本においても注目度が高まり、金沢21世紀美術館(2013)、東京都写真美術館(2014)、国立国際美術館(2014-2015)で個展を開催している。2016年1月、初の長編映画『History’s Future』がロッテルダム国際映画祭でプレミア上映され、タイガー・アワード等にノミネートされた。現在、静岡のIZU PHOTO MUSEUMにて開催中の個展では、富士山を題材とした77分の最新映像作品『Ascent』を展示している。

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