A Circular Play
レセプション:2008年6月13日(金) 18:00-20:00
このたび、6月13日(金)より、当画廊におきまして、ロンドンを拠点に活躍するニナ・バイエとマリー・ルンドによる日本初個展「A Circular Play」を開催する運びとなりました。今展はギャラリーが美術館のキュレーターと共に新進気鋭の海外アーティストを紹介する展覧会プログラムの第2弾となります。
今展では、レジデンスプログラムに参加し、東京に二ヶ月滞在した際に制作したフレームされた古いポスターを用いた「Archives (World Peace)」や、クリスタル・ボールの表面に痕跡を残した「History makes a Young Man Old」など、集団や個人のアイデンティティの歴史に目を向けた新たな展開を見せる作品を発表します。合わせて、映像やインスタレーションなど、ギャラリーの二部屋を使用した展示を予定しております。
ニナ・バイエ(1975年生まれ)
マリー・ルンド(1976年生まれ)
デンマーク出身の2人は、共にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業し、2003年より共同で作品制作をはじめました。作品の多くは、グループ・ダイナミクス(集団力学)や人間関係に対する強い関心から生まれており、社会的慣習のなかに存在する本能的な人間の反応を最もシンプルな形で導きだします。
これまでロンドンのM+R Gallery(ロンドン)やV1 Gallery(コペンハーゲン)で定期的に個展を開催するだけでなく、Spacex Gallery(エクセター)やAarhus Center for Contemporary Art and Overgaden(デンマーク)などでも大規模な個展を開催しています。また、Wallspace(NY)での”From a Distance”展、のSkuc Gallery(リュブリャナ、スロベニア)での”This is a gettogether”展、Laura Bartlett Gallery(ロンドン)での “Abstract Things”展や、YBCA(サンフランシスコ)での”Collectivity”展など、さまざまなグループ展にも参加しています。