WAKO WORKS OF ART: 15 Years / Part III
このたび、1月26日(土)より、当画廊におきまして、開廊15周年企画 『WAKO WORKS OF ART: 15 Years/ Part III』 を開催する運びとなりました。これまでワコウ・ワークス・オブ・アートで紹介してきた作家たちによる、4部構成のグループ展となります。その第三弾となる今回は、クリストファー・ウィリアムズ、ヴォルフガング・ティルマンス、フィオナ・タン、横溝静、ヘンク・フィシュによる新作を発表いたします。
クリストファー・ウィリアムズ
ロサンゼルス在住。ドキュメンタリー的に見えて極めて意図的な構成のもと、映画監督のようなスタンスで作品を制作し、活躍しているコンセプチャルアーティスト。これまで欧米を中心に数多くの個展を開催。2006年はホイットニー・バイエニアルにも参加。今展では、日本未発表作品を展示予定。
ヴォルフガング・ティルマンス
ロンドン在住。2000年イギリスターナー賞受賞。何気ない日常を切り取る作品から、印画紙にイメージを定着させた抽象的作品まで、多様な写真作品を発表。これまでロンドン・テートブリテン(2003)やシカゴ現代美術館(2006)にて大規模な回顧展を開催。今展では、「paper drop」シリーズやフォトコピーを用いた作品を発表。
フィオナ・タン
オランダ在住。しばしば既存のフィルムを用い、記憶や時間をテーマに独自の表現を追求する。これまでヨーロッパを中心に、ドクメンタ11、ベニス・ビエンナーレほか、数多くの国際展に参加。2006-2007年にかけて、ヨーロッパ巡回個展「Mirror Maker」を開催。今展では、昨年日本で滞在制作した「Vox Populi Tokyo」を展示します。
横溝 静
ロンドン在住。自己の存在と世界・他者との関係性をテーマにした作品を中心に、これまで日本やロンドンのみならず、アメリカ、スペイン、イタリアでも個展を開催。テートブリテン、シカゴ現代写真美術館、ニューヨーク・国際写真センター、ベニス・ビエンナーレなど、多くの展覧会に参加。今展では、新作ビデオ作品を展示します。