ソッキ・ワグナーは、ソウルで生まれニューヨークで活躍している女性アーティストです。
主に写真を表現手段として用いていますが、単に写真という枠組みからは抜け出して、独自な世界を創造しています。
「”映画”や”言葉”とみなし、映画のフォルムを校正している”言葉”の内容スタイルや構造は、見る側の受けとめ方を決定する基本的な要素になる。」と言及していますが、それを表現するにあたっては、映画のワンシーンを立体に定着させたり、二種類の映画のナレーションの”言葉”を組み合わせ、別のストーリーを組み立てるなど、観る者の視覚と近くに静かに語りかけてきます。

今回、日本での初めての個展では、新作　立体５点、平面（写真）１０点の１５点で構成されます。