WAKO WORKS OF ART: 15 Years / Part II
レセプション:12月7日(金) 18:00-20:00
このたび、12月7日(金)より、当画廊におきまして、開廊15周年企画 『WAKO WORKS OF ART: 15 Years』 を開催する運びとなりました。これまでワコウ・ワークス・オブ・アートで紹介してきた作家たちによる、4部構成のグループ展となります。その第二弾となる今回は、ゲルハルト・リヒター、リュック・タイマンス、ラウル・デ・カイザー、政田武史、石井友人による最新作を発表いたします。また、展覧会に合わせ日本初のリュック・タイマンス書き下ろし評(菅原教夫著)を刊行します。
ゲルハルト・リヒター
ケルン在住。多様なスタイルで「絵画の可能性」を追求し、現代絵画の巨匠として世界的に高い評価を得ている。これまで、ニューヨーク近代美術館ほか、ヨーロッパや日本でも大規模な回顧展を開催している。また、自ら手掛けた世界遺産「ケルン大聖堂」のステンドグラスが今夏完成した。
リュック・タイマンス
アントワープ在住。92年のドクメンタ IXで注目を集めた後、欧米を中心に活躍。2007-2008年には、大規模な巡回個展を東欧およびアメリカで開催する。独特の静謐感を漂わせる作品は、若い世代の作家に多くの影響を与えている。
ラウル・デ・カイザー
ベルギーのデインツ在住。多くのアーティストが敬愛し「Painter’s Painter」と称される。2004年にはヨーロッパ5ヶ国を巡回した大規模な回顧展を開催。75歳を過ぎた今も現役として精力的に創作を続けている。
政田武史
大阪在住。京都市立芸術大学大学院卒。10月に当画廊で初個展を開催したほか、広島市現代美術館での「Portrait Session」展(2007)など、今後の活躍が期待されている若手作家。
石井友人
東京在住。武蔵野美術大学大学院卒。主な展覧会に、「政田武史・石井友人展」(2006, Wako Works of Art)や「Portrait Session」展など。今後の活躍が期待されている若手作家。